【投(出)句】⇒【清記】⇒【選句】⇒【披講】⇒【主宰の選句・句評】⇒【感想・意見交換】
【1】投 句(出句)
俳句を書いた投句用紙(「短冊」)* を提出する(あらかじめ書いてくる。無記名)
* 投句用紙(「短冊」)=A4判を8等分した210mm×37mmの縦長の用紙が原則。
投句句数:通常、5句。兼題句のほか当季雑詠も可。
兼 題: 前回の句会の終りに出されている。
* 兼題=兼日の題の意。句作のために前もって出された題。(兼日=決まった期日より前の日。またそれ以前の時)
なお、席題(句会の席上で出される題材…季語に限らない)、嘱目(句会会場に目に付くものを題材にする)は、これまではない。
清記用紙・選句用紙が配付される。
【2】清 記
ばらばらに分け配られた「短冊」の俳句を、清記用紙に書き写す(1人5~6句)。(注意:正確に書き写す。短冊の俳句に誤字などがあっても原則的には訂正しない。)
所定欄に割り当てられた自分の番号(主宰から左回り(時計回り)に順に#1、#2、#3‥‥)を書いておく。
【3】選 句
選句用紙の所定欄に選句者の 姓 号 を書く。
清記された用紙は右回り(反時計回り)に順次回される。
清記用紙に書かれた俳句の中から、自作のものを除き良しとする俳句を選択し、清記用紙の番号を行頭に付し、選句用紙に書く。
最も推したい句(特選句)の上に○印を付す。
選句句数:通常、投(出)句数と同じ5句。
【4】互選の披講
選句を参加者に紹介するのが、披講。
披講者* は、開会時またはその場で決める。披講者のもとに選句用紙が集められる。
最初に披講者の選句、以下順不同で、選句者名と選句が読みあげられる。
自分の俳句が読み上げられたら、名前(俳号)をハッキリ言う。再度同じ句が読まれた場合も同じくはっきり名乗る。
* 披講者を選ばず、各自自分の選句を読むやり方もあるが、当句会ではしていない。
【5】主宰の選句・句評 ……主宰欠席のときは勿論ない。
主宰から、並選句、入選句、特選句の発表とその選評がある。また解説、添削もある。
【6】互選句につき感想・意見交換
互選で特選とした句の選句理由をはじめ、互選句につき自由に感想・意見を述べる。
【7】次回兼題
主宰から次回句会の兼題が出される。主宰欠席のときは出席者の提案で決める。
以 上