このページは第21回('08/11)から第30回('10/5)までの例会記録です。
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このほかの例会記録
| 例会記録Ⅰ | 第 1~ 9回('05/ 7~'06/11) |
|
例会記録Ⅶ | 第61~69回('15/ 7~'16/11) |
| 例会記録Ⅱ | 第10~20回('07/ 1~'08/ 9) |
|
例会記録Ⅷ | 第70~78回('17/ 1~'18/ 5) |
| 例会記録Ⅲ | 第21~30回('08/11~'10/ 5) |
|
例会記録Ⅸ | 第79~87回('18/ 7~'19/11)
td> |
| 例会記録Ⅳ | 第31~40回('10/ 7~'12/ 1) |
|
例会記録Ⅹ | 第88~99回('20/ 1~'21/11) |
| 例会記録Ⅴ | 第41~51回('12/ 3~'13/11) |
|
例会記録ⅩⅠ | 第100~111回('22/ 1~'23/11) |
| 例会記録Ⅵ | 第52~60回('14/ 1~'15/ 5) |
|
例会記録ⅩⅡ | 第111~………回('24/ 1~……) |
誤字、表記違いあるいは作者名等に気づかれましたらお知らせください。
ご注意:インターネットエクスプローラ8(IE8.0)では形式が崩れるところがあります。
第30回句会
2010年5月28日(金) 於 :鬼城草庵
兼 題:薄暑、繭又は蚕、ダービー、海月、石楠花。「恋」。当季雑詠
  3年ぶりの高崎・鬼城草庵での句会は、会員8名に加えて地元の「櫻草」同人7名の参加を得て盛大に開催されました。欠席の会員の投句を含めて対象の句は80句、各人の選は6句、なかなか難しい選句でした。
  谿聲主宰は諸事不自由の中選句してくださいました。久々に主宰の選を掲載します。 |
谿 聲 主 宰 選
|
| <特 選> | |
| 初恋はわが胸の中櫻貝 | 季与
|
| 沖に向けテナーサックス夕薄暑 | 游悦
|
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| <佳 選> | |
| ほととぎす恋を託せし万葉歌 | 越庵
|
| ダービーの記憶の中にハイセイコー | 良子
|
| 石楠花や君に添はんと深山より | 越庵
|
| 蠶棚たて母屋すつかり取られけり | トシ子
|
| 峠道繭にまつわる哀史あり | 蓮囲池
|
| 昔日の蚕の匂ひ残す町 | 興山
|
以下は会員と特別参加「櫻草」同人の互選の結果です。
選者の配列順は俳号の50音順です。
(次回以降一人ずつ繰り下げます)
☆ 印は特選に選ばれた作品です。
| <平山越庵 選> |
| チェーンソー唸る里山薄暑かな ☆ | 修人
|
| 大宇宙海月となつて仰ぎたし | 修人
|
| 胎内にあるごと海月海明くる | 如雨
|
| 恋ゆえや犬遠吠えす夏の夜 | 郁子
|
| 絹羽織る繭の命の重さかな | 游悦
|
| 石楠花に隠れて神札所巫女ひとり | 如雨
|
| <高橋啓窓 選> |
| 初恋はわが胸の中櫻貝 ☆ | 季与
|
| 宇治川の小波光る薄暑かな | 興山
|
| 鬼城庵訪うて期すこと若葉風 | 青郎
|
| 石楠花に初旅らしき二人かな | 蓮囲池
|
| ほととぎす恋を託せし万葉歌 | 越庵
|
| 君が弾くショパンに酔ひて薄暑かな | トシ子
|
| <伊東興山 選> |
| 絹羽織る繭の命の重さかな ☆ | 游悦
|
| 石楠花に初旅らしき二人かな | 蓮囲池
|
| 番待ちの碓氷製糸の繭の山 | 親史
|
| 石楠花や君に添はんと深山より | 越庵
|
| 寝静まる闇に蚕や桑を裂く | 貞風
|
| 初恋はわが胸の中櫻貝 | 季与
|
| <岩渕如雨 選> |
| 絹羽織る繭の命の重さかな ☆ | 游悦
|
| 大宇宙海月となつて仰ぎたし | 修人
|
| 石楠花に初旅らしき二人かな | 蓮囲池
|
| とばり出て髪かき上ぐる薄暑かな | 蒐火
|
| ざまあみろ孑孑浮いて捕られけり | 親史
|
| 初恋はわが胸の中櫻貝 | 季与
|
| <松本貞風 選> |
| 初恋はわが胸の中櫻貝
☆ | 季与
|
| 繭籠る少女覚ひし「銀の匙」 | 修人
|
| 君が弾くショパンに酔ひて薄暑かな | トシ子
|
| 蠶棚たて母屋すつかり取られけり | トシ子
|
| 絹羽織る繭の命の重さかな | 游悦
|
| 石楠花に隠れて神札所巫女ひとり | 如雨
|
| <武蔵弁慶 選> |
| 上州の女工哀史や捨蚕
☆ | 蒐火
|
| チェーンソー唸る里山薄暑かな | 修人
|
| ダービーの記憶の中にハイセイコー | 良子
|
| 意と情に流るる渡世海月かな | 蒐火
|
| 峠道繭にまつわる哀史あり | 蓮囲池
|
| 歩を合はす拾ひ歩きや夕薄暑 | 良子
|
| <奥山游悦 選> |
| 上州の女工哀史や捨蚕 ☆ | 蒐火
|
| 二の腕のまだ白くして薄暑かな | トシ子
|
| 幽玄に色ある能や杜若 | 越庵
|
| ときめきを秘めて一瞥更衣 | 貞風
|
| 初恋はわが胸の中櫻貝 | 季与
|
| 雲垂れて潮目に揺れる海月かな | 興山
|
以下特別参加の『櫻草』同人の選です
<村上郁子 選> 「櫻草」同人 |
| ダービーや番狂わせは人の世も ☆ | トシ子
|
| チェーンソー唸る里山薄暑かな | 修人
|
| 蠶棚たて母屋すつかり取られけり | トシ子
|
| 絹豆腐小鉢にとりて薄暑かな | 如雨
|
| 初恋はわが胸の中櫻貝 | 季与
|
| 昔日の蚕の匂ひ残す町 | 興山
|
<岸 季与 選> 「櫻草」同人 |
| 絹羽織る繭の命の重さかな ☆ | 游悦
|
| ダービーの歓声やがて溜息へ | 游悦
|
| ダービーや番狂わせは人の世も | トシ子
|
| 繭掻や静寂戻りて書を開く | 青郎
|
| 幽玄に色ある能や杜若 | 越庵
|
| ダービーの歓声去りて紙吹雪 | 修人
|
<福島蒐火 選> 「櫻草」同人 |
| 繭籠る少女覚ひし「銀の匙」 ☆ | 修人
|
| 二の腕のまだ白くして薄暑かな | トシ子
|
| 片思ひ破れて薄暑手紙焼く | 貞風
|
| 失恋の人間否定木下闇 | 親史
|
| 峠道繭にまつわる哀史あり | 蓮囲池
|
| 沖に向けテナーサックス夕薄暑 | 游悦
|
<坂口青郎 選> 「櫻草」同人 |
| 蘭学の事始めとぞ海月分け ☆ | 蓮囲池
|
| ほととぎす恋を託せし万葉歌 | 越庵
|
| 人恋ひてニセアカシヤに迷ひたり | トシ子
|
| 峠道繭にまつわる哀史あり | 蓮囲池
|
| 石楠花に隠れて神札所巫女ひとり | 如雨
|
| 目的は成らずも帰路の薄暑光 | 如雨
|
<高橋親史 選> 「櫻草」同人 |
| 初恋はわが胸の中櫻貝 ☆ | 季与
|
| 鬼城庵訪うて期すこと若葉風 | 青郎
|
| とばり出て髪かき上ぐる薄暑かな | 蒐火
|
| 寝静まる闇に蚕や桑を裂く | 貞風
|
| 海月追ふ振りし岩場や君と僕 | 青郎
|
| ダービーや国歌独唱馬耳東風 | 貞風
|
<樋口トシ子選> 「櫻草」同人 |
| 野菊の墓読み捨てて君ジューンブライド ☆ | 青郎
|
| 浜風露北の砂丘に楚々と咲き | 啓窓
|
| 上州の女工哀史や捨蚕 | 蒐火
|
| 汽笛して海月の海を連絡船 | 郁子
|
| 初恋はわが胸の中櫻貝 | 季与
|
| ダービーや国歌独唱馬耳東風 | 貞風
|
<高橋良子 選> 「櫻草」同人 |
| ダービーや番狂わせは人の世も ☆ | トシ子
|
| ほととぎす恋を託せし万葉歌 | 越庵
|
| 野菊の墓読み捨てて君ジューンブライド | 青郎
|
| 初恋はわが胸の中櫻貝 | 季与
|
| ダービーの歓声去りて紙吹雪 | 修人
|
| 昔日の蚕の匂ひ残す町 | 興山
|
| <互選句まとめ> |
| 9点 初恋はわが胸の中櫻貝
☆☆☆ | 季与
|
| 5点 絹羽織る繭の命の重さかな
☆☆☆ | 游悦
|
| 3点 上州の女工哀史や捨蚕 ☆☆ | 蒐火
|
| 3点 ダービーや番狂わせは人の世も ☆☆ | トシ子 |
| 3点 チェーンソー唸る里山薄暑かな
☆ | 修人
|
| 3点 ほととぎす恋を託せし万葉歌
| 越庵
|
| 3点 石楠花に隠れて神札所巫女ひとり | 如雨
|
| 3点 石楠花に初旅らしき二人かな | 蓮囲池
|
| 3点 峠道繭にまつわる哀史あり | 蓮囲池
|
| 2点 繭籠る少女覚ひし「銀の匙」 ☆ | 修人
|
| 2点 野菊の墓読み捨てて君ジューンブライド ☆ | 青郎
|
他の2点句 ‥‥11句
特選1点句 ‥‥ 1句
| 他の1点句 ‥‥22句
|
| | |
☆ 印は互選で特選に選ばれたものです。(☆☆、☆☆☆は多重選)
いくつか歴史的仮名遣いでない句がありますが、清記されたまま掲載しています。
句会の席で字句を訂正されたものは修正しています。他に修正される向きがありましたら申し出でください。 以前の句会の記録についても同様に申し出ください。 |
鬼城草庵でのこの句会の様子が『櫻草』に掲載されました。
ここをクリックしてご覧ください。
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第29回句会
2010年3月26日(金) 於 :学士会館
兼 題:別れ霜、春泥、卒業、畑打、白魚、辛夷。当季雑詠
会員の互選の結果です。
選者の配列順は俳号の50音順です。
(次回以降一人ずつ繰り下げます)
☆ 印は特選に選ばれた作品です。
| <平山越庵 選> |
| 白魚を胃の腑に感じ吐息かな ☆ | 修人
|
| 畑打ちや百代の景今年また | 蓮囲池
|
| 別れ霜出稼ぎの夫いま還る | 蓮囲池
|
| ドクターヘリ春泥降らし発ちにけり | 貞風
|
| オカリナの外れ調子に春の雷 | 修人
|
| <高橋啓窓 選> |
| 卒業や門に母子の笑顔満つ ☆ | 興山
|
| ふるさとの原野に残る別れ霜 | 弁慶
|
| 青空に讃美歌響く辛夷かな | 弁慶
|
| 朝採りの菜のみずみずし別れ霜 | 仲安
|
| 畑を打つ仕草の父に似てきたる | 游悦
|
| <伊東興山 選> |
| 白魚の一寸の身に玉光す ☆ | 蓮囲池
|
| 畑打の機具も錆びたり老いの街 | 幸風
|
| 温暖化梅が終わつて別れ霜 | 幸風
|
| ドクターヘリ春泥降らし発ちにけり | 貞風
|
| 朝採りの菜のみずみずし別れ霜 | 仲安
|
| <小川修人 選> |
| 翌檜の大樹振り向き卒業す ☆ | 蓮囲池
|
| 蒼穹の父祖と音信田打ちかな | 越庵
|
| 不ぞろひの声も交りて卒業歌 | 游悦
|
| 畑を打つ仕草の父に似てきたる | 游悦
|
| 突き貫けて辛夷開拓の物語 | 蓮囲池
|
| <中野仲安 選> |
| 畑打や土のふくらみ感じをり ☆ | 弁慶
|
| 落葉樹透かして光る辛夷かな | 興山
|
| 氷踏み泥中遊びし時遥か | 幸風
|
| 春雷を遠耳にして板仕舞う | 越庵
|
| 白魚やひた向き生きる命あり | 弁慶
|
| <松本貞風 選> |
| 春泥を拭ひて通夜の客となり
☆ | 仲安
|
| 畑打ちや百代の景今年また | 蓮囲池
|
| 不ぞろひの声も交りて卒業歌 | 游悦
|
| オカリナの外れ調子に春の雷 | 修人
|
| 春泥を飛んで春泥踏みにけり | 弁慶
|
| <武蔵弁慶 選> |
| 白魚の一寸の身に玉光す ☆ | 蓮囲池
|
| 蒼穹の父祖と音信田打ちかな | 越庵
|
| 白魚の指しなやかにハープ弾く | 游悦
|
| 朝採りの菜のみずみずし別れ霜 | 仲安
|
| 急カーブ辛夷の大樹空に満ち | 越庵
|
| <奥山游悦 選> |
| 畑打や土のふくらみ感じをり ☆ | 弁慶
|
| 翌檜の大樹振り向き卒業す | 蓮囲池
|
| 別れ霜恐れて鉢を軒下に | 興山
|
| 白魚の一寸の身に玉光す | 蓮囲池
|
| 春雷を遠耳にして板仕舞う | 越庵
|
| <鈴木蓮囲池 選> |
| 年老いて手放す畑の別れ霜 ☆ | 游悦
|
| 不ぞろひの声も交りて卒業歌 | 游悦
|
| 朝採りの茶のみずみずし別れ霜 | 仲安
|
| 白魚漁嬰(やや)も手を貸す地曳網 | 貞風
|
| 春泥を飛んで春泥踏みにけり | 弁慶
|
| <互選句まとめ> |
| 4点 朝採りの菜のみずみずし別れ霜 | 仲安
|
| 3点 白魚の一寸の身に玉光す ☆☆ | 蓮囲池
|
| 3点 蒼穹の父祖と音信田打ちかな | 越庵 |
| 3点 不ぞろひの声も交りて卒業歌 | 游悦
|
| 2点 畑打や土のふくらみ感じをり ☆☆ | 弁慶
|
| 2点 別れ霜恐れて鉢を軒下に ☆ | 興山
|
| 2点 翌檜の大樹振り向き卒業す ☆ | 蓮囲池
|
| 1点 卒業や門に母子の笑顔満つ ☆ | 興山
|
| 1点 白魚を胃の腑に感じ吐息かな ☆ | 修人
|
| 1点 春泥を拭ひて通夜の客となり ☆ | 仲安
|
| 1点 年老いて手放す畑の別れ霜 ☆ | 游悦 |
| (2点句、1点句は互選特選に選ばれたもののみ掲出。) |
| 他の2点句…… 7句 |
| 他の1点句……13句 |
| |
|
☆ 印は互選で特選に選ばれたものです。(☆☆、☆☆☆は多重選)
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第28回句会
2010年1月22日(金) 於 :学士会館
兼 題:牡蠣、おでん、初釜、冬将軍。当季雑詠
会員の互選の結果です。
選者の配列順は俳号の50音順です。
(次回以降一人ずつ繰り下げます)
| <高橋啓窓 選> |
| 健やかなことが嬉しく初点前 ☆ | 蓮囲池
|
| 初釜や香炉の寅も目を細め | 游悦
|
| おでん鍋湯気の向うに女(ひと)の顔 | 三甫
|
| 八甲田兵(つわもの)倒す冬将軍 | 竹林
|
| 焼き牡蠣に松島の恋なつかしむ | 竹林
|
| <伊東興山 選> |
| 冬将軍墨絵の世界描きけり ☆ | 弁慶
|
| 水鳥や距離を保ちて微妙なり | 貞風
|
| 初釜や香炉の寅も目を細め | 游悦
|
| 一茶忌や心も温むおでん酒 | 修人
|
| 被曝者の眠る辺りか牡蠣筏 | 貞風
|
| <三浦三甫 選> |
| 初釜や香炉の寅も目を細め ☆ | 游悦
|
| もともとは森の恵みぞ牡蠣の味 | 游悦
|
| 健やかなことが嬉しく初点前 | 蓮囲池
|
| 俊敏な孫に敗けたりかるたとり | 興山
|
| 冬将軍墨絵の世界描きけり | 弁慶
|
| <小川修人 選> |
| 牡蠣鍋やきまりて慷慨する人と ☆ | 蓮囲池
|
| 健やかなことが嬉しく初点前 | 蓮囲池
|
| 八甲田兵倒す冬将軍 | 竹林
|
| わだかまり忽ち消ゆるおでん酒 | 游悦
|
| 被曝者の眠る辺りか牡蠣筏 | 貞風
|
| <岩渕如雨 選> |
| 雑踏も冬将軍に言葉なし ☆ | 興山
|
| 去年ここに友のありしを牡蠣の鍋 | 蓮囲池
|
| 松島の青々と見ゆ牡蠣筏 | 游悦
|
| 昭和史に己を重ね年新た | 弁慶
|
| 浜人の声して三和土(たたき)牡蠣の桶 | 越庵
|
| <内山竹林 選> |
| もともとは森の恵みぞ牡蠣の味 ☆ | 游悦
|
| 松島の青々と見ゆ牡蠣筏 | 游悦
|
| おでん鍋湯気の向うに女の顔 | 三甫
|
| 浜人の声して三和土牡蠣の桶 | 越庵
|
| 被曝者の眠る辺りか牡蠣筏 | 貞風
|
| <松本貞風 選> |
| ご心配なくと言はれて初茶席 ☆ | 如雨
|
| 健やかなことが嬉しく初点前 | 蓮囲池
|
| 読初めやなほ新しき子規俳論 | 修人
|
| 雑踏も冬将軍に言葉なし | 興山
|
| 冬将軍墨絵の世界描きけり | 弁慶
|
| <武蔵弁慶 選> |
| 被曝者の眠る辺りか牡蠣筏 ☆ | 貞風
|
| 初釜や香炉の寅も目を細め | 游悦
|
| 松島の青々と見ゆ牡蠣筏 | 游悦
|
| 友来たり話しが尽きずおでん酒 | 啓窓
|
| おでん鍋湯気の向うに女の顔 | 三甫
|
| <奥山游悦 選> |
| 浜人の声して三和土牡蠣の桶 ☆ | 越庵
|
| 散紅葉残らず散らす冬将軍 | 竹林
|
| 初釜の茶室に残る人の香や | 興山
|
| 読初めやなほ新しき子規俳論 | 修人
|
| 制服のままの確かな初点前 | 如雨
|
| <鈴木蓮囲池 選> |
| 制服のままの確かな初点前 ☆ | 如雨
|
| 浜人の声して三和土牡蠣の桶 | 越庵
|
| 八甲田兵倒す冬将軍 | 竹林
|
| 初釜や投げ売り羽織買うて着る | 貞風
|
| 被曝者の眠る辺りか牡蠣筏 | 貞風
|
| <平山越庵 選> |
| 冬将軍墨絵の世界描きけり ☆ | 弁慶
|
| もともとは森の恵みぞ牡蠣の味 | 游悦
|
| 昭和史に己を重ね年新た | 弁慶
|
| 読初めやなほ新しき子規俳論 | 修人
|
| それぞれに好めるおでん酒もまた | 如雨
|
☆ 印は特選に選ばれた作品です。
| <互選句まとめ> |
| 5点 被曝者の眠る辺りか牡蠣筏 ☆ | 貞風
|
| 4点 冬将軍墨絵の世界描きけり ☆☆ | 弁慶
|
| 4点 健やかなことが嬉しく初点前 ☆ | 蓮囲池
|
| 4点 浜人の声して三和土牡蠣の桶 ☆ | 越庵
|
| 4点 初釜や香炉の寅も目を細め ☆ | 游悦
|
| 3点 もともとは森の恵みぞ牡蠣の味 ☆ | 游悦
|
| 3点 おでん鍋湯気の向うに女の顔 | 三甫
|
| 3点 読初めやなほ新しき子規俳論 | 修人
|
| 3点 八甲田兵倒す冬将軍 | 竹林
|
| 3点 松島の青々と見ゆ牡蠣筏 | 游悦
|
| 2点 雑踏も冬将軍に言葉なし ☆ | 興山
|
| 2点 制服のままの確かな初点前 ☆ | 如雨
|
| 1点 ご心配なくと言はれて初茶席 ☆ | 如雨
|
| 1点 牡蠣鍋やきまりて慷慨する人と ☆ | 蓮囲池
|
| (2点句、1点句は互選特選に選ばれたもののみ掲出。) |
| 他の2点句…… 1句 |
| 他の1点句……11句 |
| |
|
☆ 印は互選で特選に選ばれたものです。(☆☆、☆☆☆は多重選)
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第27回句会
2009年11月27日(金) 於 :学士会館
兼 題:夜なべ、柚子、身に入(し)む、稲架(はさ、はざ、とうか)、熊。当季雑詠。
会員の互選の結果です。
選者の配列順は俳号の50音順です。
(次回以降一人ずつ繰り下げます)
| <三浦三甫 選> |
| 安曇野の日暮は早し稲架の影 ☆ | 修人
|
| 居炉裏辺に夜なべする母ふと偲ぶ | 啓窓
|
| 減反で稲架の干し稲寂しげに | 啓窓
|
| 音もなく川渡る風身にしみる | 興山
|
| 窓際で夜なべする娘は夢多し | 興山
|
| <小川修人 選> |
| 柚子一個買うて山旅締め括る ☆ | 越庵
|
| 山の幸柚子一滴が引き締める | 蓮囲池
|
| 山宿の熱き一椀柚子香る | 仲安
|
| 好景気引き寄せ願う熊手かな | 弁慶
|
| 夜鍋する妻いつの間に老眼鏡 | 貞風
|
| <中野仲安 選> |
| 身に入むや可も不可もなく古希迎ふ ☆ | 修人
|
| 熊や知る人世の無慈悲銃の的 | 貞風
|
| 遭遇を話す手振りも熊に似て | 越庵
|
| 夜鍋する妻いつの間に老眼鏡 | 貞風
|
| 安曇野の日暮は早し稲架の影 | 修人
|
| <松本貞風 選> |
| なんまいだ稲架向こうより祖父の声 ☆ | 越庵
|
| 山の幸柚子一滴が引き締める | 蓮囲池
|
| 柚子一個買うて山旅締め括る | 越庵
|
| 遭遇を話す手振りも熊に似て | 越庵
|
| 窓際で夜なべする娘は夢多し | 興山
|
| <武蔵弁慶 選> |
| なんまいだ稲架向こうより祖父の声 ☆ | 越庵
|
| 山の幸柚子一滴が引き締める | 蓮囲池
|
| 大焚火神に届けと熊祭り | 啓窓
|
| 遭遇を話す手振りも熊に似て | 越庵
|
| 夜鍋する妻いつの間に老眼鏡 | 貞風
|
| <鈴木蓮囲池 選> |
| 安曇野の日暮は早し稲架の影 ☆ | 修人
|
| 柚子一個買うて山旅締め括る | 越庵
|
| ファスナーに鋲打つ音の夜なべかな | 越庵
|
| 山宿の熱き一椀柚子香る | 仲安
|
| 夜鍋する母の面影今もなお | 弁慶
|
| <平山越庵 選> |
| 降りて来て熊一村を騒がせる ☆ | 蓮囲池
|
| 歯が浮くと云いつ村の子柚子かじる | 貞風
|
| 稲干して空を見上げて謡ひたし | 游悦
|
| 稲刈りを終えた田んぼに犬集う | 三甫
|
| 浩瀚に食らいつきたり夜なべの灯 | 蓮囲池
|
| <高橋啓窓 選> |
| 安曇野の日暮は早し稲架の影 ☆ | 修人
|
| 間に合いし孫子の晴れ着夜なべして | 仲安
|
| 音もなく川渡る風身にしみる | 興山
|
| 夜鍋する母の面影今もなお | 弁慶
|
| 蓋とれば柚子の香るや茶碗蒸 | 游悦
|
☆ 印は特選に選ばれた作品です。
| <互選句まとめ> |
| 4点 安曇野の日暮は早し稲架の影 ☆☆☆ | 修人
|
| 3点 柚子一個買うて山旅締め括る ☆ | 越庵
|
| 3点 遭遇を話す手振りも熊に似て | 越庵
|
| 3点 夜鍋する妻いつの間に老眼鏡 | 貞風
|
| 3点 山の幸柚子一滴が引き締める | 蓮囲池
|
| 2点 なんまいだ稲架向こうより祖父の声 ☆☆ | 越庵
|
| 1点 降りて来て熊一村を騒がせる ☆ | 蓮囲池
|
| 1点 身に入むや可も不可もなく古希迎ふ ☆ | 修人
|
| (2点句、1点句は互選特選に選ばれたもののみ掲出。) |
| 他の2点句…… 4句 |
| 他の1点句……12句 |
| |
|
☆ 印は互選で特選に選ばれたものです。(☆☆、☆☆☆は多重選)
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第26回句会
2009年9月25日(金) 於 :学士会館
兼 題:月、良夜、枝豆、コスモス、風(季題は自由)。当季雑詠。
会員の互選の結果です。
選者の配列順は俳号の50音順です。
(次回以降一人ずつ繰り下げます)
| <小川修人 選> |
| 語らいて語りつくせぬ良夜かな ☆ | 仲安
|
| 積ん読の本を枕に秋の月 | 仲安
|
| 枝豆のはじけて政権交代す | 越庵
|
| 立山の闇曼荼羅や月の舟 | 越庵
|
| だだ茶豆出羽三山を仰ぎ見る | 仲安
|
| <中野仲安 選> |
| 立山の闇曼荼羅や月の舟 ☆ | 越庵
|
| 月は今自慢の窓に納まりぬ | 貞風
|
| 暗闇の山路の標(しるべ)峰の月 | 興山
|
| 病む吾を慈しむごと良夜かな | 修人
|
| 風通る更地の主紅芙蓉 | 越庵
|
| <松本貞風 選> |
| 病む吾を慈しむごと良夜かな ☆ | 修人
|
| 積ん読の本を枕に秋の月 | 仲安
|
| 語らいて語りつくせぬ良夜かな | 仲安
|
| うさぎ等の童話の世界秋の月 | 弁慶
|
| 阿寒湖やマリモ伝説閨の月 | 啓窓
|
| <武蔵弁慶 選> |
| 語らいて語りつくせぬ良夜かな ☆ | 仲安
|
| 名月や姿現せかぐや姫 | 修人
|
| 好きだった枝豆供え母しのぶ | 啓窓
|
| 病む吾を慈しむごと良夜かな | 修人
|
| だだ茶豆出羽三山を仰ぎ見る | 仲安
|
| <平山越庵 選> |
| 月は今自慢の窓に納まりぬ ☆ | 貞風
|
| 里帰り枝豆添えて祖母無口 | 貞風
|
| 秋風や故人偲びて石を積む | 仲安
|
| 肌抜けるこの風里の栗落ちる | 貞風
|
| 議事堂は夢見る鳩の良夜かな | 貞風
|
| <高橋啓窓 選> |
| 語らいて語りつくせぬ良夜かな ☆ | 仲安
|
| 鈴虫の音に誘われて琴をひく | 三甫
|
| 秋風や故人偲びて石を積む | 仲安
|
| コスモスの風に吹かれて足湯かな | 修人
|
| 肌抜けるこの風里の栗落ちる | 貞風
|
| <伊東興山 選> |
| コスモスの風に吹かれて足湯かな ☆ | 修人
|
| 月は今自慢の窓に納まりぬ | 貞風
|
| 語らいて語りつくせぬ良夜かな | 仲安
|
| 秋桜乙女の仕草風に揺れ | 弁慶
|
| 我が庭や盆地見下ろす良夜かな | 弁慶
|
| <三浦三甫 選> |
| 月は今自慢の窓に納まりぬ ☆ | 貞風
|
| あずき炊く香りの甘き秋彼岸 | 修人
|
| 散策し知らず識らずに秋の風 | 弁慶
|
| うさぎ等の童話の世界秋の月 | 弁慶
|
| 風通る更地の主紅芙蓉 | 越庵
|
☆ 印は特選に選ばれた作品です。
| <互選句まとめ> |
| 5点 語らいて語りつくせぬ良夜かな ☆☆☆ | 仲安
|
| 4点 月は今自慢の窓に納まりぬ ☆☆ | 貞風
|
| 3点 病む吾を慈しむごと良夜かな ☆
| 修人
|
| 2点 コスモスの風に吹かれて足湯かな ☆ | 修人
|
| 2点 立山の闇曼荼羅や月の舟
☆ | 越庵
|
| (2点句、1点句は互選特選に選ばれたもののみ掲出。) |
| 他の2点句…… 6句 |
| 他の1点句……12句 |
| |
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☆ 印は互選で特選に選ばれたものです。(☆☆、☆☆☆は多重選)
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第25回句会
2009年7月24日(金) 於 :学士会館
兼 題:雲、泳ぐ、川開、はまなす、汗(季題は自由)。当季雑詠。
会員の互選の結果です。
選者の配列順は俳号の50音順です。
(次回以降一人ずつ繰り下げます)
| <中野仲安 選> |
| 玫瑰や飛沫に霞む北の海 ☆ | 興山
|
| 大川や玉屋鍵屋と川開き | 三鬼堂
|
| 海峡の花はハマナス大地這う | 三鬼堂
|
| 川開き着飾つた女あでやかに | 啓窓
|
| 西瓜食む子らの額に汗にじむ | 三甫
|
| <松本貞風 選> |
| 語部の河辺に泳ぐ河童かな ☆ | 仲安
|
| 人影に声ひそむるや朝の蓮 | 如雨
|
| 汗かけと云われた父をふと偲ぶ | 啓窓
|
| 遠泳の視界は海と空と雲 | 游悦
|
| はまなすの鉄路に沿うて北の果て | 越庵
|
| <武蔵弁慶 選> |
| 今日の汗流して明日を眺めけり ☆ | 越庵
|
| 語部の河辺に泳ぐ河童かな | 仲安
|
| 大川や玉屋鍵屋と川開き | 三鬼堂
|
| 灯点るや泳ぎ足らざる裸の子 | 如雨
|
| 遠泳や大海原に無一物 | 游悦
|
| <鈴木蓮囲池 選> |
| 今日の汗流して明日を眺めけり ☆ | 越庵
|
| 山頂を離れたがらぬ夏の雲 | 游悦
|
| ノンちゃんの雲に乗りたし蟇 | 修人
|
| 人影に声ひそむるや朝の蓮 | 如雨
|
| はまなすの鉄路に沿うて北の果て | 越庵
|
| <平山越庵 選> |
| ノンちゃんの雲に乗りたし蟇 ☆ | 修人
|
| 五葉松剪定五分玉の汗 | 弁慶
|
| はまなすや沖には小舟ひとつなし | 如雨
|
| 大海へ思ひをつなぐ川泳ぎ | 弁慶
|
| この日ばかり江戸の血騒ぐ川開き | 蓮囲池
|
| <高橋啓窓 選> |
| 大海へ思ひをつなぐ川泳ぎ ☆ | 弁慶
|
| 玫瑰に夕日落ちゆくオホーツク | 蓮囲池
|
| 遠泳や大海原に無一物 | 游悦
|
| 若き日や大志を抱き雲の峰 | 弁慶
|
| 西瓜食む子らの額に汗にじむ | 三甫
|
| <伊東興山 選> |
| 万歩計満足ならず汗拭ふ ☆ | 如雨
|
| 夏の場所浴衣姿が涼をよぶ | 三甫
|
| 大海へ思ひをつなぐ川泳ぎ | 弁慶
|
| おおい雲吾を載せてよ麦の秋 | 蓮囲池
|
| はまなすの鉄路に沿うて北の果て | 越庵
|
| <合田三鬼堂 選> |
| 遠泳の視界は海と空と雲 ☆ | 游悦
|
| 人影に声ひそむるや朝の蓮 | 如雨
|
| 白鵬も盤石ならず汗光る | 修人
|
| ベランダにしがみつきたる川開き | 越庵
|
| 万歩計満足ならず汗拭ふ | 如雨
|
| <三浦三甫 選> |
| 若き日や大志を抱き雲の峰 ☆ | 弁慶
|
| はまなすや詩情を醸す調べあり | 弁慶
|
| 山頂を離れたがらぬ夏の雲 | 游悦
|
| 船頭の漕ぐ手軽やか川開き | 游悦
|
| 玫瑰や北の砂丘に良き香り | 啓窓
|
| <小川修人 選> |
| 遠泳や大海原に無一物 ☆ | 游悦
|
| 遠泳の視界は海と空と雲 | 游悦
|
| 夕映えの風にまかせし汗の顔 | 如雨
|
| この日ばかり江戸の血騒ぐ川開き | 蓮囲池
|
| はまなすの鉄路に沿うて北の果て | 越庵
|
| <岩渕如雨 選> |
| 遠泳や大海原に無一物 ☆ | 游悦
|
| 語部の河辺に泳ぐ河童かな | 仲安
|
| 大海へ思ひをつなぐ川泳ぎ | 弁慶
|
| おおい雲吾を載せてよ麦の秋 | 蓮囲池
|
| ひつじ草雲と水面を競いおり | 越庵
|
※ 玫瑰(はまなす)の「玫」は、コジックか明朝表示しかできませんのでご了承ください。
☆ 印は特選に選ばれた作品です。
| <互選句まとめ> |
| 4点 遠泳や大海原に無一物 ☆☆ | 游悦
|
| 4点 大海へ思ひをつなぐ川泳ぎ ☆ | 弁慶
|
| 4点 はまなすの鉄路に沿うて北の果て
| 越庵
|
| 3点 語部の河辺に泳ぐ河童かな
☆ | 仲安 |
| 3点 遠泳の視界は海と空と雲 ☆ | 游悦
|
| 3点 人影に声ひそむるや朝の蓮
| 如雨
|
| 2点 今日の汗流して明日を眺めけり ☆☆ | 越庵
|
| 2点 ノンちゃんの雲に乗りたし蟇
☆ | 修人
|
| 2点 万歩計満足ならず汗拭ふ
☆ | 如雨
|
| 2点 若き日や大志を抱き雲の峰
☆ | 弁慶
|
| 2点 大川や玉屋鍵屋と川開き | 三鬼堂
|
| 2点 西瓜食む子らの額に汗にじむ
| 三甫
|
| 2点 山頂を離れたがらぬ夏の雲
| 游悦
|
| 2点 この日ばかり江戸の血騒ぐ川開き
| 蓮囲池
|
| 2点 おおい雲吾を載せてよ麦の秋 | 蓮囲池
|
| 1点 玫瑰や飛沫に霞む北の海 ☆ | 興山
|
| 他の1点句 ‥‥ 15句
|
|
| |
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☆ 印は互選で特選に選ばれたものです。(☆☆、☆☆☆は多重選)
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第24回句会
2009年5月22日(金) 於 :学士会館
兼 題:空(季題は自由)、葉桜、卯波、ホトトギス、冷麦。当季雑詠。
会員の互選の結果です。
選者の配列順は俳号の50音順です。
| <松本貞風 選> |
| 日本の空が大好き鯉のぼり ☆ | 游悦
|
| ほととぎす夢見つ笑ふ赤子かな | 弁慶
|
| 不如帰啼いて企み省みず | 如雨
|
| 磯のりを取る手にやさし卯波立つ | 仲安
|
| 葉桜や啄木生れし寺に入る | 如雨
|
| <武蔵弁慶 選> |
| 葉桜や生れ変はれる強さあり ☆ | 游悦
|
| 神石に卯波も寄りて神詣で | 隆一
|
| 甲斐路あり雲たちのぼる夏の空 | 仲安
|
| 時鳥峡に一声臼を引く | 蓮囲池
|
| 十重二十重上総十里に卯波寄り | 蓮囲池
|
| <奥山游悦 選> |
| 朝靄に姉の訃告げし不如帰 ☆ | 隆一
|
| ほととぎす夢見つ笑ふ赤子かな | 弁慶
|
| 浜風露北の砂丘に楚々と咲き | 啓窓
|
| 磯のりを取る手にやさし卯波立つ | 仲安
|
| 山に入れば姿は見えず子規 | 三鬼堂
|
| <平山隆一 選> |
| 葉桜や生れ変はれる強さあり ☆ | 游悦
|
| 冷麦の色を争う子らの箸 | 三甫
|
| 不如帰啼いて企み省みず | 如雨
|
| 釣り糸をきりりとしぼる卯浪かな | 游悦
|
| 梅雨空に塔の幾何学模様立つ | 弁慶
|
| <鈴木蓮囲池 選> |
| 日本の空が大好き鯉のぼり ☆ | 游悦
|
| 磯のりを取る手にやさし卯波立つ | 仲安
|
| ぐずる子をそぞろ抱きて卯波かな | 貞風
|
| 釣り糸をきりりとしぼる卯浪かな | 游悦
|
| 皐月波余生横たふ氷川丸 | 弁慶
|
| <高橋啓窓 選> |
| 時鳥峡に一声臼を引く ☆ | 蓮囲池
|
| 漁船の悲劇をとどむ卯波寄す | 三鬼堂
|
| 葉桜や詠み人知らず一基の碑 | 蓮囲池
|
| 首塚に歴史の音色椎若葉 | 隆一
|
| 十重二十重上総十里に卯波寄り | 蓮囲池
|
| <伊東興山 選> |
| 磯のりを取る手にやさし卯波立つ ☆ | 仲安
|
| ほととぎす夢見つ笑ふ赤子かな | 弁慶
|
| 葉桜は堀に影濃く電車過ぐ | 三鬼堂
|
| 万緑や無窮の空をちりばめる | 貞風
|
| 青空に一片の雲卯波立つ | 啓窓
|
| <合田三鬼堂 選> |
| 時鳥峡に一声臼を引く ☆ | 蓮囲池
|
| 冷麦の色を争う子らの箸 | 三甫
|
| 畑仕事終えて冷麦一人居る | 仲安
|
| 冷麦や柱時計の眠るまま | 蓮囲池
|
| 梅雨空に塔の幾何学模様立つ | 弁慶
|
| <三浦三甫 選> |
| 葉桜や生れ変はれる強さあり ☆ | 游悦
|
| キス釣りの船酔い仄か卯波立つ | 興山
|
| 駅前の冷麦うましひとり旅 | 游悦
|
| 何時の日か大空翔けん鯉幟 | 修人
|
| 葉桜や己の姿重ね合ふ | 弁慶
|
| <小川修人 選> |
| 十重二十重上総十里に卯波寄り ☆ | 蓮囲池
|
| 冷麦の色を争う子らの箸 | 三甫
|
| 冷麦や柱時計の眠るまま | 蓮囲池
|
| 駅前の冷麦うましひとり旅 | 游悦
|
| 葉桜は堀に影濃く電車過ぐ | 三鬼堂
|
| <岩渕如雨 選> |
| 万緑や無窮の空をちりばめる ☆ | 貞風
|
| 贅沢な里よ郭公不如帰 | 貞風
|
| 冷麦や柱時計の眠るまま | 蓮囲池
|
| 葉桜や生れ変はれる強さあり | 游悦
|
| 日本の空が大好き鯉のぼり | 游悦
|
| <中野仲安 選> |
| 漁船の悲劇をとどむ卯波寄す ☆ | 三鬼堂
|
| ほととぎすやまとまほろば美し国 | 修人
|
| 山越えて冷麦涼し峠茶屋 | 啓窓
|
| 釣り糸をきりりとしぼる卯浪かな | 游悦
|
| 青空に一片の雲卯波立つ | 啓窓
|
☆ 印は特選に選ばれた作品です。
| <互選句まとめ> |
| 4点 葉桜や生れ変はれる強さあり ☆☆☆ | 游悦
|
| 4点 磯のりを取る手にやさし卯波立つ ☆ | 仲安
|
| 3点 時鳥峡に一声臼を引く ☆☆ | 蓮囲池
|
| 3点 日本の空が大好き鯉のぼり ☆☆ | 游悦
|
| 3点 十重二十重上総十里に卯波寄り ☆ | 蓮囲池
|
| 3点 釣り糸をきりりとしぼる卯浪かな
| 游悦
|
| 3点 冷麦の色を争う子らの箸 | 三甫
|
| 3点 冷麦や柱時計の眠るまま | 蓮囲池
|
| 3点 ほととぎす夢見つ笑ふ赤子かな | 弁慶
|
| 2点 万緑や無窮の空をちりばめる ☆ | 貞風
|
| 2点 漁船の悲劇をとどむ卯波寄す ☆ | 三鬼堂
|
| 2点 青空に一片の雲卯波立つ | 啓窓
|
| 2点 駅前の冷麦うましひとり旅 | 游悦
|
| 2点 梅雨空に塔の幾何学模様立つ | 弁慶
|
| 2点 葉桜は堀に影濃く電車過ぐ | 三鬼堂
|
| 2点 不如帰啼いて企み省みず | 如雨
|
| 1点 朝靄に姉の訃告げし不如帰 ☆ | 隆一
|
| 他の1点句 ‥‥ 16句
|
|
| |
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☆ 印は互選で特選に選ばれたものです。(☆☆、☆☆☆は多重選)
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第23回句会
2009年3月27日(金) 於 :学士会館
兼 題:山笑ふ、春の野、朝寝、燕、連翹。当季雑詠。
会員の互選の結果です。
選者の配列順は俳号の50音順です。
| <武蔵弁慶 選> |
| 校庭をわがもの顔に舞ふつばめ ☆ | 仲安
|
| 馬の背に朝寝の夢か峠越え | 三鬼堂
|
| 枯山水連翹石を食みいたり | 蓮囲池
|
| ふるさとの夢に遊びし朝寝かな | 游悦
|
| 軒庇いま燕の旅装解き | 蓮囲池
|
| <奥山游悦 選> |
| 枯山水連翹石を食みいたり ☆ | 蓮囲池
|
| 草も木も手足のばして山笑ふ | 仲安
|
| 連翹の思いの丈の浅黄空 | 修人
|
| 朝寝して今日の計らい定まらず | 蓮囲池
|
| 入会の詮議がくがく初燕 | 隆一
|
| <平山隆一 選> |
| 酒蔵を過る直線初燕 ☆ | 修人
|
| 連翹の一枝病床を明るくし | 仲安
|
| 山笑ふ定年の日の橋の上 | 貞風
|
| 春の野や彼方はダムの放流中 | 貞風
|
| 朝寝して今日の計らい定まらず | 蓮囲池
|
| <鈴木蓮囲池 選> |
| 鬱屈の窓を開くれば山笑ふ ☆ | 修人
|
| 徒然の日々を楽しむ朝寝かな | 修人
|
| 連翹の思いの丈の浅黄空 | 修人
|
| 耕人に声かけられる春野かな | 隆一
|
| 駒牽いて戻る農家のいたちはぜ | 三鬼堂
|
| <高橋啓窓 選> |
| 春の野に萌え出づる草緑増す ☆ | 仲安
|
| 草も木も手足のばして山笑ふ | 仲安
|
| 春の野や遠くて近き少年期 | 弁慶
|
| 連翹や眩しいほどの垣根越し | 弁慶
|
| 入会の詮議がくがく初燕 | 隆一
|
| <合田三鬼堂 選> |
| 春の野に大地の息吹聞く筵 ☆ | 蓮囲池
|
| 雪解けてアイヌ古潭に蕗の薹 | 啓窓
|
| 初雛を飾り帰省を待つ身かな | 貞風
|
| 枯山水連翹石を食みいたり | 蓮囲池
|
| 横切りぬ虫を目で追う雛燕 | 貞風
|
| <小川修人 選> |
| つばくらや古酒醸し出す蔵屋敷 ☆ | 弁慶
|
| 里山の呱呱の声聞き山笑ふ | 弁慶
|
| 美しや河津桜の雪化粧 | 啓窓
|
| 駒牽いて戻る農家のいたちはぜ | 三鬼堂
|
| 入会の詮議がくがく初燕 | 隆一
|
| <中野仲安 選> |
| 徒然の日々を楽しむ朝寝かな ☆ | 修人
|
| 連翹の雨に打たれし黄花かな | 游悦
|
| 春の野に大地の息吹聞く筵 | 蓮囲池
|
| 耕人に声かけられる春野かな | 隆一
|
| 横切りぬ虫を目で追う雛燕 | 貞風
|
| <松本貞風 選> |
| 春の野や遠くて近き少年期 ☆ | 弁慶
|
| 山笑ふ峠の下の濁り酒 | 隆一
|
| 酒蔵を過る直線初燕 | 修人
|
| 枯山水連翹石を食みいたり | 蓮囲池
|
| 朝寝して今日の計らい定まらず | 蓮囲池
|
☆ 印は特選に選ばれた作品です。
| <互選句まとめ> |
| 4点 枯山水連翹石を食みいたり
☆ | 蓮囲池
|
| 3点 朝寝して今日の計らい定まらず | 蓮囲池
|
| 3点 入会の詮議がくがく初燕 | 隆一
|
| 2点 徒然の日々を楽しむ朝寝かな ☆ | 修人
|
| 2点 春の野に大地の息吹聞く筵 ☆ | 蓮囲池
|
| 2点 酒蔵を過る直線初燕 ☆ | 修人
|
| 2点 春の野や遠くて近き少年期 ☆ | 弁慶
|
| 2点 草も木も手足のばして山笑ふ | 仲安
|
| 2点 連翹の思いの丈の浅黄空 | 修人
|
| 2点 耕人に声かけられる春野かな | 隆一
|
| 2点 横切りぬ虫を目で追う雛燕 | 貞風
|
| 2点 駒牽いて戻る農家のいたちはぜ | 三鬼堂
|
| 1点 校庭をわがもの顔に舞ふつばめ ☆ | 仲安
|
| 1点 鬱屈の窓を開くれば山笑ふ ☆ | 修人
|
| 1点 つばくらや古酒醸し出す蔵屋敷 ☆ | 弁慶
|
| 1点 春の野に萌え出づる草緑増す ☆ | 仲安
|
| 他の1点句 ‥‥ 13句
|
|
| |
|
☆ 印は互選で特選に選ばれたものです。(☆☆、☆☆☆は多重選)
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第22回句会
2009年1月23日(金) 於 :学士会館
兼 題:七草、鏡餅、手袋、凍る、葱。当季雑詠。
会員の互選の結果です。
選者の配列順は俳号の50音順です。
| <奥山游悦 選> |
| 山峡の夜のしじまに月凍る ☆ | 仲安
|
| 七草粥口元ゆるむ百二歳 | 幸風
|
| 庭に生ふ三種を入れて七日粥 | 修人
|
| 葱刻む朝日射し込む厨かな | 修人
|
| 仄暗き御堂にでんと鏡餅 | 修人
|
| <平山隆一 選> |
| 厳頭に凍てつくしぶき海烏 ☆ | 修人
|
| 宅地化のそこまで寄せて葱白し | 蓮囲池
|
| 熱退きし朝また同じ根深汁 | 如雨
|
| 凍てし頬を覆ひて長き橋渡る | 如雨
|
| めじろ来て凍てる水桶ためしつゝ | 武司
|
| <鈴木蓮囲池 選> |
| 明暗の日々もあるべし初暦 ☆ | 游悦
|
| 凍てる島眼下に急ぐ北航路 | 三鬼堂
|
| 手袋の中に秘めたる生命線 | 弁慶
|
| 山峡の夜のしじまに月凍る | 仲安
|
| 夕明りあふれし水に葱洗ふ | 游悦
|
| <高橋啓窓 選> |
| 凍てる島眼下に急ぐ北航路 ☆ | 三鬼堂
|
| 葱鍋の湯気に香りぬ寒の酒 | 幸風
|
| 七草粥口元ゆるむ百二歳 | 幸風
|
| 夕明りあふれし水に葱洗ふ | 游悦
|
| 仄暗き御堂にでんと鏡餅 | 修人
|
| <伊東興山 選> |
| 道場に気合一声鏡餅 ☆ | 游悦
|
| 手袋の片方失くした銀座かな | 三鬼堂
|
| 床の間の恵比須が笑う鏡餅 | 三鬼堂
|
| 夕明りあふれし水に葱洗ふ | 游悦
|
| 修行僧凍てつく坂を上りけり | 游悦
|
| <合田三鬼堂 選> |
| 平成の成人登る丘凍てり ☆ | 興山
|
| 仙台の甘さ抜群曲り葱 | 弁慶
|
| 七草粥口元ゆるむ百二歳 | 幸風
|
| 母編みし片手の手袋捨てられず | 仲安
|
| 厳頭に凍てつくしぶき海烏 | 修人
|
| <小川修人 選> |
| 凍滝の留る水に落ちる水 ☆ | 蓮囲池
|
| 凍てる島眼下に急ぐ北航路 | 三鬼堂
|
| 鎌倉の老舗を飾る鏡餅 | 弁慶
|
| オリオン座凍てつく夜の初詣 | 武司
|
| 吟行の群れも混ざりて鏡割 | 隆一
|
| <岩渕如雨 選> |
| 凍滝の留る水に落ちる水 ☆ | 蓮囲池
|
| 手袋の中に秘めたる生命線 | 弁慶
|
| 床の間の恵比須が笑う鏡餅 | 三鬼堂
|
| 道場に気合一声鏡餅 | 游悦
|
| 吟行の群れも混ざりて鏡割 | 隆一
|
| <内山武司 選> |
| 山峡の夜のしじまに月凍る ☆ | 仲安
|
| 七草粥口元ゆるむ百二歳 | 幸風
|
| 凍る暮宴の帰路の友倒る | 幸風
|
| 母が摘む春七草の良き香り | 啓窓
|
| 庭に生ふ三種を入れて七日粥 | 修人
|
| <中野仲安 選> |
| 凍てし頬を覆ひて長き橋渡る ☆ | 如雨
|
| 庭の菜を混ぜて極めり七草や | 興山
|
| 庭に生ふ三種を入れて七日粥 | 修人
|
| 道場に気合一声鏡餅 | 游悦
|
| 年の瀬に抜き身で届く深谷葱 | 武司
|
| <松本貞風 選> |
| 葱積みし車見送る農夫の目 ☆ | 仲安
|
| 母編みし片手の手袋捨てられず | 仲安
|
| 凍てる森楷書行書の様変り | 弁慶
|
| 年の瀬に抜き身で届く深谷葱 | 武司
|
| 道場に気合一声鏡餅 | 游悦
|
| <武蔵弁慶 選> |
| 夕明りあふれし水に葱洗ふ ☆ | 游悦
|
| 手袋の片方失くした銀座かな | 三鬼堂
|
| 母編みし片手の手袋捨てられず | 仲安
|
| 庭の菜を混ぜて極めり七草や | 興山
|
| 少年の日の七草やほろ苦き | 游悦
|
☆ 印は特選に選ばれた作品です。
| <互選句まとめ> |
| 4点 道場に気合一声鏡餅 ☆ | 游悦
|
| 4点 夕明りあふれし水に葱洗ふ ☆ | 游悦
|
| 4点 七草粥口元ゆるむ百二歳 | 幸風
|
| 3点 山峡の夜のしじまに月凍る ☆☆ | 仲安
|
| 3点 凍てる島眼下に急ぐ北航路 ☆ | 三鬼堂
|
| 3点 庭に生ふ三種を入れて七日粥 | 修人
|
| 3点 母編みし片手の手袋捨てられず | 仲安
|
| 2点 凍滝の留る水に落ちる水 ☆☆ | 蓮囲池
|
| 2点 厳頭に凍てつくしぶき海烏 ☆ | 修人
|
| 2点 凍てし頬を覆ひて長き橋渡る ☆ | 如雨
|
| 2点 吟行の群れも混ざりて鏡割 | 隆一
|
| 2点 手袋の中に秘めたる生命線 | 弁慶
|
| 2点 手袋の片方失くした銀座かな | 三鬼堂
|
| 2点 床の間の恵比須が笑う鏡餅 | 三鬼堂
|
| 2点 年の瀬に抜き身で届く深谷葱 | 武司
|
| 2点 庭の菜を混ぜて極めり七草や | 興山
|
| 2点 仄暗き御堂にでんと鏡餅 | 修人
|
| 1点 葱積みし車見送る農夫の目 ☆ | 仲安
|
| 1点 平成の成人登る丘凍てり ☆ | 興山
|
| 1点 明暗の日々もあるべし初暦 ☆ | 游悦
|
| 他の1点句 ‥‥ 13句
|
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| |
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☆ 印は互選で特選に選ばれたものです。(☆☆は多重選)
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第21回句会
2008年11月23日(金) 於 :学士会館
兼 題:短日・新酒・鮭・蜻蛉・紅葉。当季雑詠。
会員の互選の結果です。
選者の配列順は俳号の50音順です。
| <平山隆一 選> |
| 乾鮭に北の風みる銀座かな ☆ | 三鬼堂
|
| 山紅葉一雲しばし放さざる | 蓮囲池
|
| 払うてもついと寄り来る赤蜻蛉 | 游悦
|
| 禅寺の紅葉見上げる池の鯉 | 興山
|
| 地震の傷残して北へむら紅葉 | 蓮囲池
|
| <鈴木蓮囲池 選> |
| 乾鮭に北の風みる銀座かな ☆ | 三鬼堂
|
| 利酒や木曽の地名の七笑 | 修人
|
| 短日や木曽の関所へ山迫る | 修人
|
| 植木職の手仕舞う音や日短し | 隆一
|
| 神代より伝わる色や乾ぶ鮭 | 隆一
|
| <高橋啓窓 選> |
| 山紅葉山の匂ひの里にまで ☆ | 弁慶
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| 短日やねぐらを移す鳥の群 | 貞風
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| 紅葉ばを踏みて峠の富士仰ぐ | 仲安
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| 植木職の手仕舞う音や日短し | 隆一
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| 神代より伝わる色や乾ぶ鮭 | 隆一
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| <伊東興山 選> |
| 払うてもついと寄り来る赤蜻蛉 ☆ | 游悦
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| 密漁の鮭持ち帰る子供かな | 三鬼堂
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| 日溜りで佇む女のシルエット | 三甫
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| 植木職の手仕舞う音や日短し | 隆一
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| 鬼鎮社のいつしか話題は菊花賞 | 三鬼堂
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| <合田三鬼堂 選> |
| 地震の傷残して北へむら紅葉 ☆ | 蓮囲池
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| ひぐま待つ知床上る鮭の群 | 啓窓
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| まず一献恩師に捧ぐ新酒かな | 游悦
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| 短日や木曽の関所へ山迫る | 修人
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| 山峡の宿に新酒と古き友 | 隆一
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| <小川修人 選> |
| 山峡の宿に新酒と古き友 ☆ | 隆一
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| 山あいの湯の香ほのぼの夕紅葉 | 啓窓
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| 払うてもついと寄り来る赤蜻蛉 | 游悦
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| 紅葉ばを踏みて峠の富士仰ぐ | 仲安
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| 奥山の紅葉に今戸の招き猫 | 三鬼堂
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| <中野仲安 選> |
| 大空の底ひに集ふ秋茜 ☆ | 弁慶
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| 短日やねぐらを移す鳥の群 | 貞風
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| 新酒の香聴く常連の小店かな | 蓮囲池
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| 乾鮭に北の風みる銀座かな | 三鬼堂
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| 秘密基地祖父手作りの新酒あり | 貞風
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| <松本貞風 選> |
| 地震の傷残して北へむら紅葉 ☆ | 蓮囲池
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| 短日や木曽の関所へ山迫る | 修人
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| 黄金の銀杏並木はモーツアルト | 幸風
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| 空腹に音流し込む鮭茶漬 | 蓮囲池
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| 鬼鎮社のいつしか話題は菊花賞 | 三鬼堂
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| <武蔵弁慶 選> |
| 涵徳亭書に後楽と返り花 ☆ | 隆一
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| 着陸の障子の音や赤蜻蛉 | 貞風
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| 乾鮭に北の風みる銀座かな | 三鬼堂
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| インディアン水車鮭捕る千歳川 | 修人
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| 背鰭立て先を争ふ鮭軍団 | 游悦
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<以下は当日句会欠席者による番外選句です>
| <奥山游悦 選> |
| 植木職の手仕舞う音や日短し ☆ | 隆一
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| 短日やねぐらを移す鳥の群 | 貞風
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| 短日や木曽の関所へ山迫る | 修人
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| 前掛けの襟元なおす新酒かな | 三鬼堂
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| 新酒酌む高原の宿闇しずか | 修人
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| <岩渕如雨 選> |
| 短日や木曽の関所へ山迫る ☆ | 修人
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| 山紅葉一雲しばし放さざる | 蓮囲池
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| 短日やねぐらを移す鳥の群 | 貞風
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| 紅葉割つて釣り上げられし魚かな | 貞風
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| 植木職の手仕舞う音や日短し | 隆一
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☆ 印は特選に選ばれた作品です。
| <互選句まとめ> |
| 4点 乾鮭に北の風みる銀座かな ☆☆ | 三鬼堂
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| 3点 地震の傷残して北へむら紅葉 ☆☆ | 蓮囲池
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| 3点 払うてもついと寄り来る赤蜻蛉 ☆ | 游悦
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| 3点 短日や木曽の関所へ山迫る
| 修人
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| 3点 植木職の手仕舞う音や日短し | 隆一
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| 2点 山峡の宿に新酒と古き友 ☆ | 隆一
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| 2点 禅寺の紅葉見上げる池の鯉 ☆ | 興山
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| 2点 利酒や木曽の地名の七笑 | 修人
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| 2点 短日やねぐらを移す鳥の群
| 貞風
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| 2点 紅葉ばを踏みて峠の富士仰ぐ | 仲安
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| 2点 鬼鎮社のいつしか話題は菊花賞 | 三鬼堂
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| 2点 神代より伝わる色や乾ぶ鮭 | 隆一
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| 1点 涵徳亭書に後楽と返り花 ☆ | 隆一
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| 1点 大空の底ひに集ふ秋茜 ☆ | 弁慶
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| 1点 山紅葉山の匂ひの里にまで ☆ | 弁慶
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| 他の1点句 ‥‥ 17句
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☆ 印は互選で特選に選ばれたものです。(☆☆は多重選)
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「句 会 会 報」(谿聲主宰作成)は
こちらの
「開催記録」からご覧になれます。('08.02.04)
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| < 会 員 > |
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| 谿 聲 : | 村上 幹也 (主宰) | |
蓮囲池 : | 鈴木 錬一 |
| 幸 風 : | 小林 幸司 | |
越 庵: (隆一改メ) | 平山 隆一 |
| 貞 風 : | 松本 貞 | |
仲 安 : | 中野 安弘 |
| 弁 慶 : | 武蔵 好彦 | | 如 雨 : | 岩渕 上 |
| 修 人 : | 小川 修 | | 竹 林: (武司改メ) | 内山 武司 |
| 竹 風 : | 加賀美 一 | | 興 山 : | 伊東 興三 |
| 三 甫 : | 三浦 器允 | | 啓 窓 : | 高橋 啓悟 |
| 游 悦 : | 奥山 興悦 | | 三鬼堂: (俊知改メ) | 合田 俊知
(客員)(「櫻草」同人) |
| 村 上 郁 子
| 岸 季 与 |
| 福 嶋 蒐 火
| 坂 口 青 郎 |
| 高 橋 親 史
| 樋 口 トシ子 |
| 高 橋 良 子
| (掲 出 順) |
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240206、例会記録ⅩⅡのLink追加。